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フィアット『グランデパンダ』、ガソリンエンジン+6速MTを欧州設定…電動車以外の選択肢に

  • 《photo by Fiat》
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フィアットは9月3日、欧州向けの『グランデパンダ』に、ガソリンエンジン+6速MTを設定すると発表した。

この新たな追加により、同ブランドは幅広いドライバーに対してアクセスしやすく多用途なモビリティを提供するという使命を果たすことになるという。

グランデパンダなパワートレインラインナップには、ガソリン(マニュアルトランスミッション付き100hp)、ハイブリッド(48Vリチウムイオンバッテリーとe-DCT付き110hp)、電気(44kWhバッテリーと83kW電気モーター搭載で113hp)の3種類が含まれる。

新たに導入されたガソリン版は、1.2L 3気筒ターボチャージドエンジンを搭載し、100hpのパワーと205Nmのトルクを発生する。洗練された6速マニュアルトランスミッションと組み合わされ、都市部での運転効率を高めるスタート&ストップ技術を搭載している。この新バージョンは、シンプルさ、実用性、コスト重視の性能を重視する顧客に理想的な従来型で直感的な運転体験を提供するという。

ハイブリッドは110hpを発生し、48Vリチウムイオンバッテリーと電動デュアルクラッチトランスミッション(e-DCT)を組み合わせて、最適な燃費効率とスムーズなハイブリッド性能を確保している。EVは44kWhバッテリーと83kW電気モーターを搭載し、ゼロエミッション走行で113hpを発揮する。

グランデパンダは、すべてのパワートレインでPOP、ICON、LA PRIMAの3つの異なるトリムレベルで提供される。エントリーレベルのPOPは実用性を重視し、マニュアルエアコン、10インチデジタル計器クラスター、スマートフォンドック、包括的な安全装備を備えている。ICONは前後フルLED照明と10.25インチタッチスクリーンを追加し、LA PRIMAは17インチアルミホイール、ラップステアリングホイール、持続可能な「バンボックス」ダッシュボード、オートエアコン、ナビゲーションを装備している。

すべてのトリムは、ジェラートホワイト、シネマブラック、パッショーネレッド、アクアアズール、リモーネイエロー、ラーゴブルー、ルナブロンズの7つの鮮やかな色合いが設定される。