注目の自動車ニュース
「ミニプリウスになったな」トヨタ『アクア』改良モデルの「ハンマーヘッド」採用にSNSも注目
トヨタは、コンパクトハイブリッド車『アクア』を一部改良し、9月1日に発売した。『プリウス』などと共通する「ハンマーヘッドデザイン」を採用し、外観デザインを一新したことで、SNSでは「ミニプリウスになったな」など話題となっている。
今回の改良では、アクアブランドの「先進・上質」なイメージをより一層高めるため外観デザインを刷新するとともに、基本性能を向上させた。価格は248万6000円から。
外観では、ハンマーヘッドをモチーフとしたフロントデザインを全グレードに採用。Bi-BeamLEDヘッドランプやLEDターンランプ、LEDクリアランスランプを装備し、Zグレードには左右のヘッドランプを繋ぐセンターランプとLEDアクセサリーランプを設定した。バックドアガーニッシュにピアノブラック塗装を追加し、外板色には新色としてマッドバス、グレイッシュブルーのモノトーンと、ツートーンカラーを設定。
内装では、7インチの大型マルチインフォメーションディスプレイを標準装備し、センタークラスター下部にHDMI入力端子を標準装備した。ディスプレイオーディオは最新のコネクティッドナビ対応のものを搭載し、G、X、Uグレードのモニターサイズを8インチに拡大した。
安全装備では、プリクラッシュセーフティの対象物にバイクを追加し、出会い頭による衝突回避機能も追加した。レーダークルーズコントロールは先行車との車間距離設定を4段階に設定可能とし、ロードサインアシストには道路標識の転回禁止、信号機の読み取り機能を追加した。新たに発進遅れ告知機能、プロアクティブドライビングアシスト機能、ドライバー異常時対応システムを搭載。
また、KINTO専用グレードとしてUグレードを新設定。プリウス、ヤリス、ヤリスクロスに続くKINTO Unlimited4車種目として、Xグレードをベースにアップグレードレディ設計を織り込み、一部のハードウェアの将来的な後付けを実現している。
一部改良を受けてX(旧Twitter)では、特にデザインに注目が集まり「一気にミニプリウスになったな」「プリウスと整合性はとれた」など、プリウスとの共通性に関心が寄せられている。
また、「次のハンマーヘッド顔はヤリスクロスかな?」など、さらなる展開を推測する声も上がっている。
このほか、「電パ付いてたり装備がかなり良くなった」「電パ、PDAもつくし、その他ADASもZなら標準…? 街乗りカーとしてのレベルが高すぎるような」など、装備面についても高い評価が多く、街乗り用コンパクトカーとしては突出した完成度に達しているとの見方が強い。