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アストンマーティン『ヴァンテージS』新型、F1の公式セーフティカーに
アストンマーティンは9月1日、新型『ヴァンテージS』がF1の公式FIAセーフティカーに採用されたと発表した。
今週末にオランダのザントフォールト・サーキットで開催されるF1ハイネケン・オランダ・グランプリでデビューする。
新型ヴァンテージSは、歴代の中でも最もパフォーマンスに焦点を絞ったモデルとなる。ハンドビルドの4.0リッターV8ツインターボエンジンを搭載し、680psの出力と800Nmのトルクを発生する。0-100km/h加速は3.4秒、最高速度は325km/hという高性能を誇る。
セーフティカーとしての機能を高めるため、FIAのライトバーなどの通常装備に加え、新しいリアデッキスポイラーなどエアロダイナミクスの改良も施されている。外観では、V8エンジンの熱気排出を最適化する中央のボンネットブレードや、車幅いっぱいに広がるデッキリッドスポイラーが特徴的だ。
新型ヴァンテージSは、アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チームの車両と同じポディウムグリーンのカラーリングを採用。引き続きF1の公式FIAメディカルカーを務めるアストンマーティン『DBX707』と並び、F1に新たな興奮を加えることになる。