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撮影に成功! ルノー『メガーヌ E-Tech』も初の大幅改良へ…日産 アリア のフランス版

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ルノーは、ハッチバックボディを持つクロスオーバーEVの『メガーヌ E-Tech』について、世代初の大幅改良を予定している。そのプロトタイプをスクープ班のカメラが初めて捉えた。2025年末に発表され、2026年に市場投入されるだろう。

メガーヌ E-Techは、日産『アリア』と「CMF-EV」アーキテクチャを共有する兄弟モデルだ。発売から5年後となる2026年、待望の大幅改良が行なわれる。このライフサイクル中期アップデートにより、より洗練されたスタイリングと新型バッテリーパックを搭載し、市場に登場した新たなライバル車に対して競争力を維持することが期待される。

すでにルノーは、メガーヌ E-Techに対して、ワンペダルドライブ、Vehicle-to-Grid機能の追加、「エスプリ・アルピーヌ」トリムの導入など、段階的にアップデートを施している。しかし、これらのマイナーチェンジは、来たるフェイスリフト本番に向けたウォーミングアップに過ぎなかったようだ。

撮影された改良新型のプロトタイプは、ボディ前後をカモフラージュしているが、主要な変更点の一部は明らかになっている。フロントエンドは大幅に刷新され、『セニック E-Tech』や、内燃機関搭載の『クリオ』、『キャプチャー』など、ルノーの最新スタイリングに進化することが示唆されており、よりスリムなLEDヘッドライト、新しいグリル、そしてよりミニマルなバンパーデザインが採用されるだろう。

さらに、新しいアルミホイールやカラーパレットの選択肢を増やす可能性があるほか、リアビューもアップデートが施され、LEDテールライトのグラフィックを刷新、バンパーも調整される可能性が濃厚だ。

メガーヌE-Techは、新型デジタルコックピットと、GoogleベースのOpenRインフォテインメントシステムを搭載したルノー初のモデルであり、これらのシステムはその後、他のルノーモデルにも展開されているが、改良新型では、大きな変更はなさそうだ。

いっぽう内部のメカニズムでは重要なアップグレードが予想されている。バッテリーは、現在輸入されているLG製の40kWおよび60kWバッテリーパックを、AESC製の新型に交換する。新しいバッテリーパックはフランスのドゥエーで生産され、航続は現行モデルの470kmを超えるかもしれない。また、同じCMF-EVアーキテクチャを採用する日産『リーフ』新型から判断すると、メガーヌE-Tech改良新型は150kWのDC急速充電機能を搭載するだろう。

現時点では、電動パワートレインをアップグレードするかどうかは不明だ。現行モデルは、最高出力131ps/96kW、または218ps/160kWのシングルモーター搭載モデルが用意されている。確かなことは、より高級なアルピーヌ『A390』(最大469ps/345kW/469PS)に採用されている3モーターパワートレインは搭載されないということだ。

フェイスリフトされたメガーヌ E-Techは、2025年末に発表され、2026年に市場投入される見込みだが、すでに次世代モデルを開発中であり、2029年頃に登場する可能性もあるという報道もある。