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「低くてスッキリ」新型ダイハツ『ムーヴ』、スライドドア採用で“ちょうどいい軽”の座を奪還できるか?
ダイハツのロングセラーモデル『ムーヴ』が30周年の節目にフルモデルチェンジ。使いやすさを追求し、待望のスライドドアを全車標準装備。日常使いにちょうど良いサイズ感と機能性で、「毎日にちょうどいい相棒」へと進化を遂げた。SNSでは「待ってたぞ!おかえりダイハツ」など反響を呼んでいる。
新型ムーヴは、軽自動車のトレンドである後席スライドドアを全グレードに標準装備し、狭い駐車場でもスムーズな乗り降りが可能に。RS・G・Xグレードにはパワースライドドアやウェルカムオープン機能を備え、荷物が多いときにも快適に使える。
内装は視界の広さと操作のしやすさを意識し、直感的なデザインにまとめられた。シートも上質素材で快適性が高く、ファミリー層や高齢者にも優しい設計だ。全13色の豊富なカラー展開も魅力。
7代目にフルモデルチェンジした新型ムーヴは、ダイハツの最新アーキテクチャー「DNGA」を採用し、静かで軽快な走りを実現。RSグレードにはターボエンジンとD-CVTを搭載し、高速道路でもしっかりとした加速性能を発揮する。
燃費性能はWLTCモードで22.6km/リットル。安全面ではスマートアシストによる17種の予防安全機能が搭載されており、アダプティブクルーズコントロールや夜間歩行者検知にも対応。エントリーグレードの価格は135万8500円からとし、上位グレードは約204万円まで幅広いラインナップを用意した。
X(旧Twitter)では、「待望のムーヴがいよいよ発売か!」「待ってたぞ!おかえりダイハツ」などユーザーからは歓迎のムードが広がっている。
「スライドドアだけど、ハイトワゴンより背が低いし、スッキリしてる~」など、スーパーハイトワゴンの『タント』と棲み分けることで、デザイン性を重視する層にアピールできているようだ。
「今時の軽はスライドドアがないとスタートラインにたてないんやな~」「次期ワゴンRも新型ムーヴに続いてスライドドア化するかもな」など、新型ムーヴが今後の軽自動車市場にもたらすインパクトについて予想するユーザーのコメントも見られた。