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米クライスラーが創立100周年、ミニバン『パシフィカ』に記念モデルが登場
ステランティス傘下のクライスラーは、ミニバン『パシフィカ』の2026年モデルに、「100周年記念エディション」を米国で設定すると発表した。クライスラー社創立100周年を記念した特別仕様車で、ミニバン市場をリードする主力モデルに特別装備を追加している。
100周年記念エディションは、レッドホット、ブライトホワイト、ハイドロブルーの3色を用意。ベースとなる「パシフィカセレクト」(前輪駆動または全輪駆動)や「パシフィカセレクト・プラグインハイブリッド」に、記念モデル専用の装備を追加した。
特別装備には、リア部分の新しい「Est. 1925」クライスラーウィングバッジデカール、2026年モデルに新採用のラスターグレー研磨ホイール、セミグロス・グラナイトクリスタル・ファシアとグリルトリム、グロスブラックミラーキャップなどが含まれる。
安全装備として、セーフティスフィア・パッケージも標準装備。フロントパークアシスト機能付きパークセンスや360度サラウンドビューカメラシステムを搭載している。
ベースモデルのパシフィカセレクトには、10.1インチタッチスクリーン、ストウアンドゴーシート、ヒーター付きフロントシート&ステアリングホイール、電動スライドドア、電動リフトゲートなどが標準装備されている。
100周年記念エディションの米国ベース価格は、4万4390ドル(約642万円)。米国とカナダで販売される予定だ。