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三菱の大ヒットモデル『エクスパンダー』、人気のサイズそのままに大幅改良

  • 《photo by Mitsubishi Motors》

三菱自動車は、インドネシアにおいて、改良新型『エクスパンダー』と『エクスパンダークロス』を発表した。

改良点は、主に外装デザイン、室内の快適性、そして走行性能に焦点を当てており、現代のインドネシア家族のさまざまなニーズとライフスタイルに適した車であることを強調している。多くの変更と機能向上が施されたが、シリーズの強みである車体寸法は維持され、機能性と快適性を確保している。

2017年にインドネシアで初めて発売されて以来、約36万台が販売された。改良新型は、西ジャワ州ブカシのチカランにある三菱モータースクラマユダインドネシア(MMKI)の組立工場で生産され、現地調達率は80%以上となっている。また、世界50か国以上に輸出され、インドネシアの経済成長に貢献している。

改良新型エクスパンダーは「Be The Life Xpander」というタグラインを継続し、家族との時間をより楽しくするパートナーとしての位置づけを強調している。今回、MMKSIは「Ultimate」グレードに、以前はエクスパンダークロスに搭載されていたAYC機能を追加。また、より安全な運転体験のために6つのSRSエアバッグを装備した。

さらに、プレミアムな外観と機能を求める市場ニーズに応えるため、新グレード「Exceed Tourer」を導入。これは従来の「Exceed」グレードの上位モデルとして、外観の改良と運転性能を向上させる機能を備えている。

一方、改良新型エクスパンダークロスは、「Rise to Your Life's Adventure」というコンセプトを維持し、より攻撃的でSUVらしい堅牢で男性的な外観を特徴としている。フロントグリルは専用デザインに。都市部から軽オフロードまで、家族のさまざまな目的地を探索するための頑丈な7人乗り車両として、その地位を強化している。