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「500eとは違う顔?」MT車もある! フィアットの新型『500ハイブリッド』が話題に
フィアットは、イタリア・トリノのミラフィオーリ工場において、マイルドハイブリッド搭載のフィアット『500ハイブリッド』新型の先行生産車両の組み立てを開始したとその写真と共に発表した。SNSでは「かわいすぎる…」「ハイブリッドでMT!?」など話題となっている。
先行生産モデルの組み立て開始は、その登場の直前段階。フィアットは「500ハイブリッド」を年末頃に本格的に生産開始する予定だ。
日本でもそのコンパクトな車格、愛くるしいデザインから人気を誇っていた『500』だが、2024年5月に生産が終了したことで、国内では現在、在庫の販売となりEVモデル『500e』へと置き換わりつつある。
「500ハイブリッド」は、手頃な価格の電動化とアイコニックなスタイルの提供を目的に計画されたモデルとなる。
公開されたモデルを見ると、フロントフェイスにカモフラージュが施されていることが分かる。ヘッドライトの上部が切られたスタイルは「500e」と共通のようだが、内燃機関を搭載する関係もあり、ダクト周りのデザインはまた異なるものとなるだろう。
また、インテリアの一部も公開された。大部分がカバーに覆われており、インパネ、ダッシュボード等の詳細は不明。しかし、6速まで刻まれたシフトノブのようなものが確認できマニュアルトランスミッション(MT)モデルの設定が示唆されている。
X(旧Twitter)では「お!500eとは違う顔なのかな?」「かわいすぎる…」「こういうの(MT)が出てくるのはうれしい」と反響が広がっている。
まず、注目されているの点の一つがフロントフェイスだ。「何か独自のデザインが隠れてるのかな」という意見や「今回のはかなり期待している…」という声があった。
そして、MTが示唆された所に対して「乗りたい車がどんどんと減っていくなか、MTが出たらうれしい」「日本にはマニュアル仕様、入ってこないんだろうなあ」「日本分はシングルクラッチのAMTになるのかな」といったコメントが見られた。
他方、EVモデルの価格(「500」は259万円、「500e」は577万円から)や乗り味から従来型の「500」ファンからも乗り換え先の選択肢が広がると期待されている。
パワートレイン、日本導入の有無、価格などは不明。続報が待たれる。