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ジープ『グランドチェロキー』新型プレビュー! グリル新設計、2.0L直4ターボチャージャーを導入か

  • 《Nikita Chuicko/KOLESA RU》
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  • 《photo by Jeep》
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ステランティス傘下のジープブランドが販売するクロスオーバーSUV、『グランドチェロキー』改良新型の情報を入手、予想CGを制作した。改良新型では、スタイルとテクノロジーに重点を置いた更新になりそうだ。

初代「ZJ」(輸出モデルは「ZG」)は1993年に発売、現行型となる5代目「WL」は2021年に登場、標準仕様の「グランドチェロキー」とロングホイールベース「グランドチェロキーL」が設定されており、新情報は現世代初の大幅改良となる。

ジープは2024年夏、グランドチェロキーの改良新型を発売する計画をすでに発表しており、プロトタイプも目撃されている。いずれにせよ、グランドチェロキーとグランドチェロキーLが初めて共通のフロントエンドを採用することは注目に値する。

改良新型のフロントエンドは、『リーコンEV』に似た、より短くて角張ったグリルへと改良される。ヘッドライトの形状は維持されるが、LEDデイタイムランニングライトのグラフィックスが刷新される。また、ミッドマウントの吸気口と小さな下部開口部を備えた、まったく新しいフロントバンパーが装備、両サイドには、新たにLEDライトバーが内蔵された四角い給気口も見えるが大部分は密閉される。

現時点では他のスタイリングの変更はないようだが、量産モデルでさらに大幅なアップデートが行なわれる可能性がある。

車内では、革と木のトリムが贅沢に組み合わせられている。前モデルよりも幅が広がった、まったく新しいインフォテインメントシステムを搭載する。ディスプレイが大きくなって、物理的なコントロールのほとんどが排除されそうだ。少なくとも新しいディスプレイには前部座席ヒーター用のデジタルボタンが搭載されるという。また、これらに加えて、ボリュームとチューニングのノブ、および新しいシルバーのフィラープレートも追加される。

改良新型ではパワートレインも刷新されるだろう。現行モデルでは最近、5.7リットル「Hemi V8」エンジンが廃止された。また、3.6リットルのペンタスターV6も廃止される可能性があり、噂では2.0リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジンに置き換えられる可能性があるとされている。

グランドチェロキー改良新型のワールドプレミアは2026年内で、アメリカで最も売れているプラグインハイブリッドの1つ「4xe」の設定はほぼ確実だ。