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『CX-70』登場か、米マツダが新型車の認証を申請…PHEVも設定へ

  • 《photo by Mazda》
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米国カリフォルニア州大気資源局(CARB)は、マツダから申請された新型車の認証に関するデータを公表した。新型SUVの『CX-70』の可能性がある。

CARBは、米カリフォルニア州の排出ガス規制に関する認証手続きなどを実施している州政府機関だ。CARBの新車・エンジン認証プログラムは、新エンジン、車両、パワートレインなどの認証を担当する。車両とエンジンは、CARBの審査後、当局に承認された場合のみ、カリフォルニア州で販売することができる。

マツダは2022年から順次、新型クロスオーバーSUVをグローバルで5車種投入している。5モデルの中で、米国向けとなるのが、『CX-50』、CX-70、『CX-90』の3車種。すでに、CX-50とCX-90は発表済みで、残るはCX-70になる。

CX-70は、コンパクトクラスのCX-50とラージクラスのCX-90の中間に位置するミドルクラスの新型クロスオーバー車だ。CARBが公表したマツダの新型車に関するデータでは、パワートレインはガソリンで、ハイブリッドとプラグインハイブリッド車(PHEV)が設定される。

このうち、PHEVは、CX-90と同様の「e-SKYACTIV PHEV」と見られる。このPHEVパワートレインは、『CX-5』などに搭載される2.5リットル直列4気筒ガソリンエンジンをベースに吸排気系のチューニングを行い、トルクを引き上げた。これに、大出力モーターと大容量バッテリーを組み合わせ、ドライバーの期待に応えるレスポンスと加速を追求する。プレミアム燃料を使用した場合、PHEVシステム全体で323hpのパワーと51kgmのトルクを引き出す。バッテリーの蓄電容量は17.8kWhで、さまざまな運転状況において、電気モーターだけで走行することを可能にしている。