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BMW M3 に「CS」、5年ぶり復活へ…1月末実車発表予定
BMWは1月12日、高性能セダンの『M3 CS』の新型を1月末、米国フロリダ州で開催される「デイトナ24時間レース」で初公開すると発表した。
M3 CSは『M3セダン』をベースに、さらなる高性能を追求した限定モデルだ。従来型は2017年11月、ロサンゼルスモーターショー2017で発表され、世界限定1200台が生産された。新型M3 CSは、およそ5年ぶりの復活となる。
従来型では、直噴3.0リットル直列6気筒ガソリンツインターボエンジンを搭載し、吸排気系を中心に、専用チューニングを実施していた。従来型M3セダンの「コンペティションパッケージ」に対して、最大出力はプラス10hpの460hp、最大トルクはプラス5.1kgmの61.2kgmを獲得。トランスミッションは7速デュアルクラッチで、0~100km/h加速は3.9秒、最高速は280km/h(リミッター作動)の性能を可能にしていた。
また、従来型M3 CSでは、ボンネットやルーフなどに、軽量素材のCFRP(カーボンファイバー強化樹脂)を使用。車両重量は55kg軽い1585kgに抑えられていた。